こんにちは、ヒデカズです。

転売の大きなリスクが在庫を抱えてしまう事ですが、そのリスクを無くせる方法があります。

それが『無在庫転売』という手法です。

今回はその『無在庫転売』について検証してみましょう。
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【目次】

1.「無在庫転売」とは?
2.「無在庫転売」のメリット 
3.「無在庫転売」のリスク
4.「無在庫転売」の総合評価


1.「無在庫転売」とは?

無在庫転売とは読んで字のごとく、在庫を持たずに転売する方法のことです。

つまり、在庫が無いのに商品を出品して、その商品の注文が発生してから商品を仕入れて
購入者に発送するという流れになります。

また場合によっては、仕入れ先から直接購入者に届けるという方法もありますので、この方法を使えば完全無在庫になりますね。

ネット販売ですので、商品画像さえあれば(最悪無くても)出品が可能な方法です。

ちなみに英語では、ドロップシッピング(Drop shipping)と言います。

①無在庫転売の出品先は?
無在庫転売をするのによく使われているサイトは、『メルカリ』『ヤフオク』『Amazon』です。
他に海外向けの通販サイトである『ebay』や『BUYMA』も利用されています。

②無在庫で販売する事は違法ではないのか?
無在庫転売は在庫が無いのに販売するのですが、そもそも法律上問題無いのでしょうか?

結論から言いますと、合法です。
無在庫販売は、法律上「他人物売買」と呼ばれて民法560条に記載があり、民事法的には一応「有効」な契約です。

ただし、サイトによっては規約で違反行為としているところもありますので、その規約に違反することは「業務妨害」等に抵触し法律上の責任問題が発生する場合があります。


2.「無在庫転売」のメリット 

では、無在庫転売という方法のメリットを挙げてみましょう。

①在庫のリスクが無い
無在庫転売の一番のメリットは、やはり「在庫リスクが無い」という点です。
つまり売れ残ることを心配をしなくて良いのです。
また、在庫品を置いておくスペースも不要です。

②初期投資がほとんど必要ない
無在庫転売は、言わば架空の出品をすることです。
そして商品が売れてから発注をかけますので、クレジットカードを使えばほぼ初期投資を必要とする事無く、資金を回していく事が可能となります。

③売れなくてもほとんど影響が無い
架空の出品ですので、売れなくても損害はありません。
売ることを諦めたら出品を取り消せばいいことです。


3.「無在庫転売」のリスク

無在庫というだけで魅力的な転売方法ですが、もちろんリスクもあります。

①在庫切れや価格変動のリスク
無在庫転売は在庫を持たない分、いざ発注しようとした際に在庫切れしていたり、仕入れ価格が上がっている場合があります。

例えば、1000円で仕入れて2000円で販売しようとしていたのに、いざ売れたので発注しようとしたら仕入れ価格が1500円になっていた!なんて事も十分あり得るのです。

②無在庫転売禁止のサイトがほとんど
実は国内で有名な『メルカリ』『ヤフオク』『Amazon』はどこも無在庫転売を規約で禁止しています。
この様なサイトでの無在庫転売を教える方法がネット上の情報商材や塾としてたくさん出回っていますが、規約違反ですので下記のようなペナルティーを覚悟する必要があります。
・サイトのアカウント停止や強制退会
・業務の支障をきたしたことによる損害賠償
・規約違反による債務不履行に基づく損害賠償といった民事責任
・偽計業務妨害罪、詐欺罪、不正アクセス罪といった刑事責任

③送料設定が難しい
無在庫転売は手元に商品が無いので、大きさや重量がわかりません。
調べるとある程度はわかりますが、実際に梱包してみると意外と大きかったり重かったりして送料が予定より高くなることもあり得ます。

④商品の状態がわからない
無在庫なので、実際の商品は状態は手元に来るまでわかりません。
購入前に細かい質問をされると困るかもしれませんね。

⑤キャンセルや返品などのクレーム
受注してから商品を発注して、手元に届いてから購入者に発送しますので、商品が届くのに日数がかかります。
すぐに届けてほしい人が多いので、その点へのクレームやキャンセルもあり得ます。

また商品によってはメーカー直送という方法もありますが、無在庫だと商品がどんなものかわからないので言い訳もできず、もしその業者が偽物を販売していてそれをお客さんに送ったとしても販売者はあなたなので言い訳ができません。


4.総合評価

無在庫転売のリスクをどう捉えるかでしょう。

運営サイトの規約を破って、法的リスクを負ってまでやりたいでしょうか。

メルカリやヤフオクやAmazonを利用している多くの方は、ルールを守って出品や購入をしています。
しかしながら一部の悪質出品者によって、詐欺まがいの金額での取引があるのも事実ですし、無在庫転売ならではの様々なトラブルも多く報告されています。

実は、無在庫販売をすすめている人やサイトは、無在庫転売を教える塾や情報商材で稼いでいるようです。
そして、既にこの無在庫転売の方法で稼いでいるこの様な人たちの後から始めるのですから、なかなかハードルが高いと言えるのではないでしょうか。