これまで全3回にわたって、
自動売買システムのプロジェクトの裏事情と、
自動売買システムが結局は稼げなくなってしまう、
そのカラクリをお伝えしてきました。

最終回の今回は、自動売買システムの、
詐欺的な販売プロジェクトが減らない理由をお伝えします。


自動売買システムのデメリット対策に存在する落とし穴

前回の記事で、
自動売買システムを利用する5つのデメリットをお伝えしました。

①急激な相場の変化に弱い
②得意・不得意な相場がある
③サーバーが弱いと正しくトレードされない
④過去データが参考にならない
⑤証券会社が対策をしてくる

ところが、自動売買システムを販売する側は、
①~③の、これらのデメリットを伝えた上で、
対策を取れば自動売買システムで稼げる、
と言ってきたりします。

なお、④の過去データについては、
稼げるというデータしか公表しませんから、
それが真実で、それがこれから稼げる理由としか言いません。

⑤の証券会社の対策に至っては、
さすがに自動売買システムの販売者にも対応が出来ないので、
このデメリットについては触れてきません。

さて、①~③のデメリットについて、
自動売買システムの販売者や熱心な利用者が言う、
対策法をお伝えします。

①急激な相場の変化に弱い
政策発表や要人発言などの経済指標時では自動売買を一時的に停止しておく。

②得意・不得意な相場がある
毎日相場の状況(トレンド相場なのか、レンジ相場なのか)を見ること。

そして、複数の自動売買システムを組み合わせて、
自分が現在動かしている自動売買プログラムが、
今の相場と相性が良いのかのチェックして使い分ける

③サーバーが弱いと正しくトレードされない
大手の証券会社を利用することで対応する。

といった対策をした上で、
自動売買システムを利用するように勧めてきたりします。

私が自動売買システムを盛んに利用していた当時は、
これらの対策を、私も毎日の様にせっせとやりながら、
自動売買システムを使ってきました。

毎朝、その日の世界の経済指標のチェックをして、
影響がありそうな通貨ペアと、
影響が出そうな時間帯を調べました。

最多で12種類くらいの数の自動売買システムを使って、
その時々の調子によって、止めたり動かしたりしました。

証券会社は、利用者が多く、評判も良い、
海外の会社を利用しました。

それでも、何度も資金を吹き飛ばし、
その度に新たに資金を投入し、
また吹き飛ばしました。

15万円のシステムも、30万円のシステムも、
50万円のシステムでも、
最後には全て資金を吹き飛ばしたのです。

損失を出した時に販売者が必ず言う決まり文句

私は過去、楽して、ほったらかしで稼ぎたいと思って、
FXでも、仮想通貨でも、バイナリーオプションでも、
自動売買システムを使ってきました。

その結果、かなりのお金を失いました。

自動売買システムを使って大きな損失が発生した時、
販売者や提供者が必ず言う決まり文句があります。

「相場が合わなかったから」

今まではずっと利益が出ていたのに、
想定外の出来事が起きたと言うのです。

そして、そのうちシステムに相場が合う様になるはずだから、
様子を見てください、という内容です。

一番大きなFXの市場は、
1日の取引額が約500兆円以上と言われる、
とてつもなく巨大な市場です。

そんな市場が、
数万円とか数十万円程度の自動売買システムに都合よく、
相場が動くはずがありません。

合わせるべきなのは、システムの方であることは明らかです。

それでも、いくらシステムが改善されても、
相場は日々刻々と動き続け、変化し続けています。

つまりは、『いたちごっこ』になっているのです。

特に自動売買システムは、
過去の相場のデータを積み重ねることしか出来ません。

未来の相場が、過去と全く同じになることなんてありませんから、
似たような形になることで自動売買システムは動きます。

その時点でズレがあるのです。

そのズレが極端に大きくなったりするから、
自動売買システムは付いていけなくなります。

その繰り返しです。

だからこそ、稼ぎ続けられる自動売買システムありませんし、
新たなデータに基づいた自動売買システムが、
次々と開発されて販売されるのです。

AI搭載の自動売買システムのカラクリを暴露

ネットで仕掛けられる情報商材のプロジェクトでは特に、
たまにAI(人工知能)搭載という自動売買システムがあります。

これらは、ほとんど偽物だと思っておいた方が良いと思います。

AIは人工の「知能」であって、人工の「脳」ではありません。

人工知能が人間に勝るポイントとして、
1.記憶力
2.計算力
3.データ検索&分析
4.オペレーション的な作業
が挙げられます。

AIと聞くと過大な期待を持ってしまい
「人間と同じように思考して、どんどん賢くなっていく」
というものだと想像している人は多いと思います。

しかし現実のAIは、
与えられた情報を元に学習しますが、
その学習のフィードバックや情報の追加を
常日頃から行わない限り、
リアルタイムで賢くなることはできません。

ですので、人間のように自律的に思考して
トレードをするという高性能なAIは現実には存在せず、
常に人の手を加えていって
バージョンアップを行う必要があります。

トレードの最前線にいるヘッジファンドや証券会社は、
巨額の費用と多くの優秀なプログラマーを使って
開発し続けているからこそAIは活躍できるのであって、
その様なシステムだから当然のごとく門外不出となります。

ところが情報商材のプロジェクトで
AIを搭載していると謳っているシステムは
数十万円~数百万円程度で一般に販売していますので、
そこまでコストをかけていないことが明白です。

私も過去に、AIを搭載していると言う
30万円の自動売買システムを購入して使ったことがあります。

日々、損失を重ねていくので販売者に問い合わせたところ、
「AIが日々学習しているので、そのうちに勝てるようになる」
という言い訳でした。

つまり、人の手を加えずに、
自分で勝手にプログラムをし続けるという、
夢のようなシステムだと言うのです。

ですが、その夢の様なシステムは、
メールで届いた数キロバイト程度の小さな容量のファイルでした。

そんなファイルにAIが搭載されているはずがありません。

個人レベルに、証券会社が使うような
本物のAIが来ることは無いのです。

自動売買システムで勝っている人の手法

これまで、散々、自動売買システムでは勝ち続ける事は出来ない、
と詳しく私の体験も混ぜながらお伝えしてきました。

それでも自動売買システムで勝っている人は実は存在します。

私のその方を知っていて、
その方はFXの自動売買システムで、
本気で家を建てようと、“努力しています。”

つまり、自動売買システムを動かす相場を、
自分の裁量判断で選ぶという努力をしています。

その他にも、色々とアナログな努力をしていて、
FXの知識としては、十分に裁量トレードが出来るレベルです。

結局は、自分で相場を見て判断してトレードを行う「裁量トレード」
でも勝てるくらいにスキルや経験や知識が無いと、
自動売買システムを使っても勝てないと言えるのです。

自動売買システムを販売する人は、
メリットしか言わないか、もしくは、

デメリットを伝えるけど、
そのデメリットの対策法を説明することで、
結局、自動売買システムを使う事を勧めます。

メリットだけを話す人も、デメリットも含めて話す人も、
自分が販売する自動売買システムを購入してもらう事が目的です。

ですので、これまで私が伝えてきた
自動売買システムの真実については、
たとえ知っていても話すことはありません。

販売者の一方的な情報だけを安易に鵜呑みにして、
楽してほったらかしで稼げる、と期待して手を出すと、
大切なお金をどんどん失っていく危険性があるのです。

詐欺的な販売プロジェクト減らない理由を暴露

稼げない自動売買システムや、
やがて稼げなくなる自動売買システムの販売をしても、
ほとんど詐欺事件となることはありません。

その理由は「相場のせい」にできるからです。

今まではこのシステムで勝てていたから、
これからも勝てるはずだった。

そう言って、都合よく作りだしたバックテストのデータを元に、
騙すつもりはなかったと言えば、
おそらく誰も反論ができないのでしょう。

自動売買システムは実は誰でも作ることが出来ます。

自動売買システムを作成するツールも販売されていますので、
プログラミングの知識が無くても作れたりします。

そして、そのロジックは無限と言っていいほど、
いくらでも組み合わせが存在します。

つまり、自動売買システムは無限の種類作ることができるのです。

適当に自動売買システムを作っておいて、
バックテストのデータを都合よく最適化し、
いかにも稼げるように見せかけることが出来るのです。

情報商材のプロジェクトの多くが、
そんなタダ同然の自動売買システムを、
派手な演出と巧妙な話術で視聴者を引き込み、
プレゼントで釣って、高額で販売したりしています。

そして、稼げないと言われると、
「相場が合わなくなった」とか、「想定外の値動きをした」、
などと言い訳をして、別のシステムの購入を迫ったりしています。

おまけに購入者には、証券会社の口座を開設させるときに、
販売者にアフィリエイト報酬が発生するように、
口座開設させることがほとんどです。

この口座は、自動売買システムの購入者が、
トレードで勝っても負けても、取引高に応じた報酬が、
販売者側に発生するようになっています。

つまり、自動売買システムは、販売者にとっては、
タダ同然で作ることが出来て、
システムを売った後には、購入者が負けても、
ほったらかしで自動的に稼げるのです。

もちろん、販売者自身がその自動売買システムを使うような、
そんなリスクは取りません。

たくさんの利用者を集めて、勝とうが負けようが、
どんどん使ってもらう事で、何もしなくても稼げる、
とても“おいしい”商売が自動売買システムなのです。

これが自動売買システムで、
詐欺的な販売プロジェクト減らない理由です。

これから自動売買システムを購入しようとか、
使ってみようと思っている人は、
私がお伝えした内容を踏まえて、
慎重に検討していただきたいと思っています。

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